生き物は自分のテリトリーというものを主張するものなのか?
今回 極寒の道東で 初めて 自分の目で 丹頂ツルを見た
実はこのきっかけになったのは 去年の秋の新潟での個展の帰りだった
たまたま 療養にとたちよった場所が 白鳥が飛来してくる場所で
その撮影に出た時に
首が長い鳥が 飛び立ったり 空を優雅に飛んでる姿をみて
うちの人が 丹頂を見てみたいね。。。って つぶやいたのだ
私も興味はあったが それ以前に 北海道では撮影したものが沢山だったが
今回 丹頂ツルの撮影も ルートを入れて向かったのだ
まあ北海道にいる間は 毎日2時 3時起き どれほどの時差か?
これが数日続くと まさに時差になる
ツルが冬に寝床にしてるところは決まっていて そこに今では多くのカメラを持った人が集まる
三脚が ひしめき合って 譲り合う人もいれば
われが先と もっとどけろと いう人もいる
生き物って 自分のテリトリーがあるんだな
まさに 丹頂ツルを 側から撮影できて見た時は 我がテリトリーを主張する鳴き声を発する
だが なぜか? 人間ほど醜くはない
ゆづり合う ほんの少し 助け合うって 心が和むが
なかなかそうではない シーンにも出くわす。
そして目の前で 優雅に 離陸 着陸をする 丹頂ツルを 横目で見て
ちょっと 我が身の人間の 心の小ささに 吐き気もする
なんだかな。。。。。???
カメラ 写真が デジタルになって 多くの人が持つようになり 撮る
いいことだが
だからこそ この普通目にはできなかった世界の 生き物の中から
自分たちの 不甲斐なさを みにしみて 生きていきたいものだ
営利主義 利己主義 ???? 私にはうまく日本語が出てこないが
ただ言えるのは この 日本という地の 小さな村に
大切な 絶滅も同様だった 丹頂ツルが守られて 生きている
そして そんな 小さな村に いきなり世界中から 人が集まる
本当に小さな 100メートルもないエリアに
どうか どうか
この 目の前の自然に感謝と
ゆづり合う気持ちとで いて欲しいなと願うばかりだ
初めての丹頂ツルは 優雅で 優美で 美しすぎた