• 成田 美惠子 HAKU

花の側で


生け花の世界の中で育ち

それは 小学生の頃 バスで途中から小学校に通っていたので 周りに遊ぶ友達がいなかった。

だから 家のすぐ前にあった 生け花の先生の家が私には 遊び場だった

そのころは 年頃のお姉さん方が きっとお嫁入り修行に来ていたのだろうな?

先生は男性で 優しい人であった。 

55年も生きてくると 子どもの頃に側にあった環境がいかに 人間形成をするのか?

自分を通してわかるものだ。

多分、家の前が お茶の先生だったら お茶をしていたのだろう。

そう思うと 人生のご縁とは 面白いものだ。

子供の頃習ってはいたが 日本の生け花がどういうものか? 全くわからず、きっと創作が好きでやっていたように思う。

先生もこんな小学生3、4年生に教えるのも 初めてだったのでは? と思うのだ

この時期に 水仙が咲き始めると

水仙の スーーとした 佇む姿を表現するのに いかに何時間も時間をかけて 一輪を行けていたことか

嫌だったな。。。。この思うようには 葉が向いてくれない それを丁寧に優しく カーブさせていくのだ

これは お正月にいける オモトも同じである。

その生き物の姿 そのものを 美しい姿で表現する。

今だからこそ そのことがわかるが 当たり前に子供の時期には全く

気がつかない自分であった。

ただ わからない中でも 花といれる時間が長かったこと。

どう太陽に向かい咲いているか そんな姿を見る機会が多かったことは

現在の自分のためになっている。

その時代には なんの役にも立ってないと思うことも 

生きてさえいれば 月日が経ち

すごく影響を受けていたことに気がつかされる時がある。

ただ近くに遊ぶ相手がいないからと 不純な動機で行っていたにもかかわらづ

人生 きっとこういうことが どんな人にもあることだろう。

それが 何か?は 皆違うが。。。。

最近はプライベートであまりカメラのシャッターを切らない。

ただ 切るときの瞬間のための 準備はいつでもしているのだ

月謝を払ってくれた親に感謝しよう。

練習でもないのに毎日 遊びに行き 花と関わらせてくれた先生に感謝したい。

ありがとう



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